トリマやクラシルリワードなど、移動するだけでポイントが貯まるアプリが近年急増しています。
しかし、「移動するだけでポイントが貯まる」と聞くと怪しく感じる人も多いでしょう。
そこで今回はトリマを2021年から3年以上、クラシルリワードを2022年9月から2年以上使っている筆者が、人気の背景や仕組みについて解説します。
仕組みを知ることで、トリマやクラシルリワードを安全と感じていただけるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
移動や歩数でポイントが貯まるアプリとは?
そもそもトリマやクラシルリワードに代表される「移動や歩数でポイントが貯まるアプリ」とは何なのでしょうか。
移動や歩数でポイントが貯まるアプリは、文字通り移動したり、歩いたりすることでポイントが貯まっていくアプリのことです。
「移動や歩数でポイントが貯まるアプリ」の人気の理由はポイ活のハードルの低さです。
一般的にポイ活を行う場合、買い物をしたり、サービスの契約を行うなどの行動に対してポイントが付与されます。
一方で移動や歩数でポイントが貯まるアプリは、文字通り日常生活の中で必ず行う移動や歩数に対してポイントが貰えます。
そのため、無料で誰でもでき、他のポイ活と比べると非常にシンプルであることから人気となっています。
ちなみに移動に関しては徒歩だけでなく、車や電車、飛行機での移動でもポイントが貯まります。
貯まったポイントはAmazonギフトカードやPayPayポイントなど、普段の買い物で必ずと言っていいほど使う電子マネー類に交換できます。
トリマ・クラシルリワードの人気の背景
では、なぜトリマやクラシルリワードが人気なのでしょうか。
まず、トリマは2020年より運営されているサービスです。
今では数多くのアプリがありますが、この頃は移動でポイントが貯まるアプリはほとんどなかったため、「移動でポイントが貯まるアプリ」の先駆けとなったようなアプリです。
ちなみにトリマは3ヶ月で50万ダウンロードを突破(※1)するなど爆発的にユーザー数が急増しました。(※1 プレスリリースより)
2023年の発表では1,500万ダウンロードを突破(※2)しているということです。(※2 プレスリリースより)
トリマについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事トリマは本当にポイントが貯まる?怪しい?260万マイル以上貯めた筆者が解説
クラシルリワードは筆者が考えるに、広告での宣伝がうまかったからなのでは無いかと考えます。
クラシルリワードのサービス開始は2022年にサービスを開始しましたが、この時点では比較的多くの類似アプリが出ていました。
しかし、他社と比較してWeb広告での宣伝が多く、その広告の効果が高かったことから人気になったのでは無いかと考えられます。
また、クラシルリワード自体が移動や歩数だけでなく、チラシの閲覧やレシートの撮影など、ポイントが貯まる機能が多かったからユーザーが増えたのだと推測できます。
ちなみにクラシルリワードは具体的なダウンロード数は公表されていませんが、プレスリリースによると2023年5月から10月の累計ダウンロード数は235%増加したということです。
クラシルリワードについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事クラシルリワードとは?実際に使っている筆者が効率よく貯める方法などを解説
「移動でポイントが貯まるアプリ」は数多くありますが、トリマやクラシルリワードはその中でも2トップと言えるほど人気のアプリとなっています。
【図解】移動や歩数でポイントが貯まるアプリの仕組み
ではいよいよ本題である「移動や歩数でポイントが貯まるアプリは怪しいのか」という点について解説します。
結論から言うと怪しくありません。
筆者もトリマは3年以上、クラシルリワードは2年以上使っていますが、ポイントがしっかりと貯まっています。
また、次の項目でも解説しますが、実際にギフト券や他社ポイントに交換ができています。
そのため、怪しくはありません。
しかし、単に「怪しくない」と言われても納得できない方が多いでしょう。
そこで、ここでは移動や歩数でポイントが貯まるアプリの仕組みを図で解説していきます。
仕組みを知ることで怪しくないことを理解していただけると思います。
トリマやクラシルリワードなど、移動でポイントが貯まるアプリの仕組みは基本的には以下のようになっています。
順に解説していきます。
1. 移動する
まず、ユーザーは徒歩や車などで移動します。
このとき、アプリ内の移動や歩数のゲージが溜まっていきます。
アプリや移動方法によりますが、基本的に移動は3km程度、歩数は500歩~1,000歩程度で1つのゲージが溜まります。
実はまだこの段階ではポイントは貰えません。
2. 動画広告を視聴する
移動や歩数のゲージが貯まるとゲージからポイントを回収できるようになります。
しかし、このときに単純にポイントが回収できるわけではなく、動画広告を視聴することで、より多くのポイントを獲得できるようになります。
簡単に言うと動画広告を視聴すれば多くのポイントがもらえ、視聴しなければほとんどもらえないという仕組みになっています。
基本的には多くポイントを貰いたいため、動画広告を視聴します。
(筆者は必ず動画広告を視聴しています。)
3. 広告会社がアプリ運営会社に広告料を支払う
広告会社は移動や歩数でポイントが貯まるアプリの運営会社に対し、ユーザーが広告を見た報酬として広告料を支払います。
これが我々ユーザーに付与される資金源となります。
4. アプリ運営会社から報酬が付与される
最後にアプリ上でギフト券や他社ポイントに交換することで、アプリ会社から報酬がもらえます。
以上が移動や歩数でポイントが貯まるアプリの基本的な仕組みになります。
なお、会社によっては匿名化したうえでユーザーの行動データなどをビジネスに活用するなどし、そこから発生した収益を還元している場合もあります。
本当にポイントは貯まる?交換できる?
では「本当にポイントは貯まる?交換できる?」と気になった方もいると思います。
結論から言うと、先ほども書きましたがポイントはちゃんと貯まりますし、交換もできています。
以下はトリマから「ドットマネー」というサービスに交換し、そこからTポイントに交換した事例です。
(ドットマネーは複数のポイント系アプリからポイントを集約できるサービスです。)
ちなみに上記の例ではトリマから交換した2,000ポイントがTポイント2,500ポイントに交換できたようになってしまっていますが、以前ドットマネーに交換したポイントが残っていたのでそのように見えているだけです。
また、クラシルリワードでも同様にドットマネー経由でTポイントに交換しています。
(こちらも過去にドットマネーに交換したポイントが残っていたので少し分かりづらくなっています。)
このように、トリマ・ドットマネーはどちらも他社ポイントに交換できています。
ちなみにドットマネーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事ポイントサイトでよく見かける「ドットマネー」とは?使い方や手数料、仕組みを解説!
【結論】移動や歩数でポイントが貯まるアプリは怪しくない
今回は移動や歩数でポイントが貯まるアプリの安全性や仕組みについて解説しました。
基本的にトリマやクラシルリワードのようなアプリは企業からの広告費で成り立っています。
動画広告を視聴する手間はかかるものの、移動や歩数など、日常生活を送るだけでポイントが貯まっていきますので、ぜひあなたも使ってみてください!
ちなみにポイント系アプリで注意すべき点についてはこちらの記事で解説しています。
これからポイ活を始める方はもちろん、既に始めている方もぜひ参考にしてみてください!
関連記事【初心者必見】ポイントサイトで気をつけるべき5つの注意点とその対策をプロが解説
ガチ勢がおすすめする移動や歩数でポイントが貯まるアプリ
最後にポイ活ガチ勢がおすすめする移動や歩数でポイントが貯まるアプリについて解説します。
個人的には先ほど解説したトリマやクラシルリワードがおすすめです。
筆者は複数の移動や歩数でポイントが貯まるアプリを併用していますが、その中でも貯まりやすさが頭一つ抜けているのがトリマです。
また、移動や歩数だけでなく、チラシやレシートなどでもポイントが貯まるのがクラシルリワードです。
この2つはマストといえます。
関連記事トリマは本当にポイントが貯まる?怪しい?260万マイル以上貯めた筆者が解説
関連記事クラシルリワードとは?実際に使っている筆者が効率よく貯める方法などを解説
これ以外であれば「プラリー」や「Pui」というアプリもおすすめです。
これらに関しては以下で解説していますので、ぜひあわせてお読みください!